株式会社小松高田製作所
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新しんたに谷 和かずや也さん不安をばねに成長してきたものづくりの旅を楽しむ誰かのために身を削れば輝く自分にきっと出会える圧あ機器の部品で、寸法精度は100分がつきよう“会社に入ってちょうど10年。同期入社3人と共に、元気で頑張っています。この中で一番不ぶ器用だった僕は、金属加工の基本である測そ定器の使い方も下へた手くそ。やっていけるか、最初は不安で仕方ありませんでした。そんな自分が担当しているのは、建設機械に組み込まれるポンプケースの部品加工。人間でいうと全身に血液を送り出す心臓のような役目を果たす油ゆの3㎜以内。髪の毛の半分の誤差も許されない精せう巧な加工を行なっています。操作するのは、2つの加工を1台でできるコンピュータ制せょ御のN*C旋せん盤。この機械とも長いつきあいになりますが、いい仕事をしてもらうには正確な段取りと、加工途中の微びう妙な変化に気づくことが大切。切せく削面の光こく沢にも違いが表れるので、機械の調整には神経を尖とらせます。鏡のように表面が輝き、精度もバッチリだと気分は最高です。くていきいこいぎみょうたっさんば僕にとって一番のリフレッシュは、休日、電車に揺ゆられ、車しゃう窓そから見知らぬ景色を眺ながめること。幼い頃から電車が大好きで、社会人になって日本各地の鉄道を走そうは破するのが夢でした。これまで北海道や九州へも旅に出かけました。仕事は時間との闘たたかいですが、目的地にたどり着くまでの間や、降り立った田いなか舎の駅で時間をゆっくり楽しむのが至しふく福の時です。そこでふと思うのは、レールを敷しく人たちや電車を造る人、列車を運行させるために働いている人たちがいるということ。僕の実家は農家ですが、いい米を作るために365日神経をすり減らし、体を使って田んぼを手入れしている父の姿を見てきました。僕はゆっくりと成長するタイプ。その分、丁ていい寧ねで確実な仕事を心がけています。仲間と共に成長していく月日を楽しみながら、ものづくりの旅を続けていきたいと思います。*NC旋盤 …工作物を回転させ、切削加工を行う機械建設機械部品、一般産業機械部品、農業機械部品などの製造。部品図作成から板金、機械加工、表面処理、組立までの一貫生産を行っています。株式会社小松高田製作所〒923-8540 小松市工業団地1丁目66番地Tel. 0761-24-2580URL https://www.komataka.co.jp ■代 表 者 代表取締役社長 藤井 公祥■設  立  昭和27年 ■従業員数 141名 (28歳)出身校:加賀市立錦城中学校、石川県立大聖寺実業高等学校普通科でなくとも、しっかりマスターしておくべきは、三角関数”です。機械加工は、これがわからないとプログラミングができません。部品の形状は直線と曲線で成り立っており、設計図を見て角度や長さを計算で求めるのは常識。数学が苦手な人もいると思いますが、ものづくりをしたい人は、これだけは最低限勉強しておくと、将来、必ず役に立ちますよ。17株式会社小松高田製作所製造1課 MC1班“三角関数”は必須!建設機械部品加工

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