株式会社小矢部精機
2/20

(40歳)田すなだ 遼りょう田まえだ 崇たかし志前砂 ■前田 崇志さんセンスが表れる電気設計グローバルな視点でクルマづくりをワクワクさせる私が生まれ育った福光は、自然に囲まれたのどかな地域。片道3キロの通学路を毎日歩いて登校するのは大変でしたが、川で泳いだり、雪深い田んぼで遊んだり、寄り道が楽しかったですね。通学だけで体力を使うので、中学では美術部に入りました。生き物を観察して描かくのが好きで、時々、賞もいただきました。幼少の頃から描いていた絵やデザインのセンスが、機械の開発に活いかせるなんて考えたことはありませんでしたが、機械を操作する*制せい御ぎょ盤ばんのタッチパネルは、デザインがすごく重要だと感じています。スマホを自分好みにカスタマイズする人が多いように、タッチパネルは洗せんん練れされたデザインで使いやすいのが一番。私たちが造る機械は、国内だけでは↘なく様々な国の自動車工場で使われるので、どこの国の誰が操作しても、ひと目でわかるよう、どうせなら楽しくなる操作画面にしたいといつも考えています。自動車ボディの生産ラインでは、様々な機械が連携して大量のパーツが造られていきます。人に代わって材料を投入したり、自動で溶ようつ接せを行なったり、省しょ人うじ化んかに大きく貢こうん献けしているのが小矢部精機の機械システム。お客様の要望を満足させ、安全に稼かどう働させるには、現地の工場に出向き、自分の目で見て作業者の声に耳を傾けることが大切です。私のパスポートにはいろんな国のスタンプが押されていますが、その一つひとつに海外のお客様との(34歳)出身校:南砺市立吉江中学校、富山県立福野高等学校(現 南砺福野高校)出身校:高岡市立志貴野中学校、富山県立伏木高等学校砂田さん(左)、前田さん(右)産機事業部 技術開発部 電気設計課 課長 産機事業部 技術開発部 電気設計課 主任産業機械エンジニア株式会社小矢部精機

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る