菱機工業株式会社
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711102ETONoVARUKAS現場をおさめる喜び人を育てる楽しみぶつかりました。しかし、そのたびに誠意を持って理解を求め、仕事を進めていく中で、人間的にも成長できたと感じています。は大きな転てき機でした。ずっと県内で生活していた私は、東京勤務の話がきた時、最初、嫌いで仕方ありませんでした。しかし、そこは日本の経済の中心地。それまで手てが掛けたことのない大規模な工事をいくつも経験できたことが、自分にとって大きな自信になりました。東京勤務の話がまた来たら、今度は迷わずに「行く」って東京本社への異いう動も自分にとって僚がいるからです。ここまで成長できた理由。それは多くの支えがあったから種でも同じだと思いますが、決してどんな職一人では仕事はできません。私も大好きな現場に立てるのは、経理や営業、メンテナンス担当など、たくさんの同それは、皆さんの成長に関しても言えるのではないでしょうか。親や兄弟、先生、友だちなどが支えてくれたからこそ、ここまで成長できたのだと思います。ですから、家族や仲間に感謝する気持ちを絶対に忘れないでください。答えると思いますよ(笑)。仕事の忙いしさから「辞やめよう」と考えたことは、一度や二度ではありません。ただ、完成した設備を目にし、お客様から「ありがとう」と声をかけてもらった時には、その考えはいつもなくなっているんです。5年ほど前に課長代理になってからは、人材育成も大事な仕事だと考えるようになりました。私がそうだったように、育成にはやはり、仕事そがを任せることが一番。本人は大変かもしれませんが、その経験が成長につながると思い、部下に手を差し伸べそうになる気持ちをグッとこらえています。私の上じし司も、きっと同じような気持ちで仕事を任せてくれていたんでしょうね。もちろん、自分自身ももっと成長していかなければなりません。先輩が築いた会社の伝統や理りん念を引き継ぐと同時に、時代に合わせて会社を変えていくために、10年後、20年後を見みす据えた仕事をしていきたいですね。ょうしょくしゅ取 材 協 力工場まで続くパイプで温かい水や冷たい水を送り、工場内の温度を調整しています。菱機工業株式会社〒921-8526 金沢市御影町10番7号Tel. 076-241-1141URL http://www.ryokikogyo.co.jp/■代 表 者 代表取締役社長 北川 雅一朗■創  業 昭和5年■従業員数 362名空調設備や給排水衛生設備、防災設備、クリーンルームなどの設計・施工を中心に取り組んでいます。環境問題への注目が集まる中、各種エネルギーコストの削減を提案するESCO事業にも力を注いでいます。部下の描いた図面をチェック。うまくできていると、うれしいものです。入社後、さまざまな資格取得に励みました。空調設備を扱う上で求められる一級管工事施工管理技士はもちろん、社内でも数少ない一級建築施工管理技士も取りました。これは建築に関連した資格で、いずれは設備の施工だけでなく、当社が中心となって建設全体を請う時が来ると思い、取得したんです。け負うお.l 7んどねやどうりょう一級管工事施工管理技士 一級建築施工管理技士 

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