様々な想いをカタチに普通だと面白くないお客様の想おいを組み立てるそれが真のカスタマイズもしがらそ*インターネットの活用法今は、インターネットから自由に情報が得られる時代。モノがどうやって造られるのか調べたり、いろんな職業をのぞいたり、専門的な技術や知識について知ることができます。口で説明するより、動画をみれば理解が早いので、溶接技術について指導する時もよく活用しています。正しく使えば興味が広がり、将来やりたいことが見つかるかも知れません。トラックで運ぶものは千差万別。宅配や引越しの荷物、生鮮品や冷凍品、植物、精密機械などを安全に、そして効率よく届けるために、トラックボデーの室内には、お客様の要望を取り入れたいろんな仕しか掛けがあり、その部品もすべてカスタマイズします。部品の製作は、これまで私がやってきた溶接の前まえ工こう程てい。ボデーの生産はここから始まります。製造ラインには、鉄、ステンレス、アルミなどの材料から部品を型抜きしたり、曲げたりするコンピュータ制せいょ御ぎの機械が立ち並んでおり、パソコンで加工プログラムを作ります。自分の腕一本で仕上げる溶接と比べ、まるで異世界ですが、工長としての役割は、仲間の心を繋つないで一つにし、変化に対応できる職場にカスタマイズすること。これまでつくり上げてきたベースを元に、みんなの夢をカタチにしたいと思います。だったスポーツカーをさらにカッコよくするため、いろんな部品を取り寄せては自分で取り付けたりして楽しんでいました。普通だと面白くない私は、どうせならトラックの架かう装をやってみたいと思いました。トラックは、シャシ(骨格)もボデー(荷台部分)も金属のパーツを溶ようつ接せして組み立てられます。し就ゅう職しょしくて20年以上経ちますが、私はその大半を溶接技術を磨くことに費ついやしてきました。全て人の手で行う溶接は、言葉で説明を聞くより自分でやってみて感覚をつかむ以外、習得する方法はありません。熱が加わるので素材や形状によって歪ゆみが生じ、身かだ体に負担がかかる難しい溶接箇かょ所もあります。デーが徐々に完成していくのは楽しく、もっときれいに、そして早くという向上心が常にありました。若い頃から車が好きで、当時人気地じみち道な作業ながらも、トラックのボ*架装 …ベースとなる車体に荷台や装置を取付け改造すること。Tel. 076-274-2806URL https://www.trantechs.co.jp ■代 表 者 代表取締役社長 原田 泰彦■設 立 昭和5年■従業員数 1,363名各種トラックボデー(車体)の開発・設計・製造・販売を一貫して行い、現代の物流システムをサポートしています。株式会社トランテックス〒924-8580 白山市徳丸町670番地株式会社トランテックス製造部 部品課 工長(47歳)出身校:白山市立北辰中学校、石川県立鶴来高等学校トラックボデー製造N. Yさん
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